アップルキャンパス2の大規模再生水プロジェクトが承認される

アップルキャンパス2の大規模再生水プロジェクトが承認される

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アップルキャンパス2の大規模再生水プロジェクトが承認される

Apple Campus 2とクパチーノに恩恵をもたらす大規模な再生水プロジェクトが、サンタクララバレー水道局の委員会によって承認されました。Mercury Newsの報道によると、このプロジェクトは1,750万ドルの費用がかかり、サニーベールでより多くの再生水を汲み上げ、Apple Campus 2を経由して隣接するクパチーノに供給する予定です。

水道局副執行責任者のキャサリン・オーブン氏は「このプロジェクトを推進したのはアップルです。まさに官民両機関の真のパートナーシップです」と語った。

カリフォルニア州の干ばつは深刻化しており、再生水の利用がますます増加しています。例えば、リーバイス・スタジアムでは、トイレの洗浄や競技場の緑化に再生水がすでに利用されています。

サニーベールの水再生施設から新たな場所へ水を輸送するため、全長13,300フィート(約4,300メートル)の再生水パイプラインが敷設されます。パイプラインの終点に位置するApple社などの施設への水圧を高めるため、ブースターポンプ場も建設されます。最終的には、このパイプラインは1日あたり1,000万ガロン(約3,300トン)の水を汲み上げることができるようになります。これは、ギルロイやモーガンヒルなどの都市を除くサウスベイ地域を流れる再生水の25%に相当します。

パイプラインの容量のうち、Appleが利用するのはわずか3%ですが、同社は既に480万ドル(約27%)をこのプロジェクトに拠出しています。現時点で資金拠出を表明しているのはAppleのみで、残りの費用はサニーベール市、カリフォルニア水道公社、カリフォルニア州水資源局、そして水道局が負担します。

カリフォルニア大学デービス校の土木環境工学教授、フランク・ローグ氏は、「アップルは本質的に、市に新たな水源を創出している。その水は市が他の用途に再利用できるようになる」と指摘する。

工事は今年8月に始まり、2016年10月までに完了する予定だ。

続きを読む [Brent経由]

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