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アップルは、当初の予定より若干遅れて来週末にグランドセントラル店をオープンする予定で、MTAとは一切収益を分配しないとニューヨークポスト紙が報じている。

ポスト紙によると、駅構内でこれほど有利な賃貸契約を結んでいる小売店はアップルだけだという。同社は1平方フィートあたり60ドルを支払っており、これは他の多くのテナントの賃料を大幅に下回る。例えば、入手した賃貸契約書によると、ハンバーガーチェーンのシェイクシャックは1平方フィートあたり200ドル以上を支払っている。

MTAは、このスペースに対して良い価格を受け取ったと主張し、「私たちはこのスペースで受け取る賃料を最大化することを目指しており、以前の4倍以上を受け取ることができてとても喜んでいます」とMTAの広報担当アーロン・ドノバン氏は述べ、他の企業は同社の公開提案依頼に応じなかったことを明らかにした。

平方フィートあたりのコストよりも注目すべきは、手数料無料契約である。通常、テナントは一定額以上の売上高を達成した場合、MTA（地下鉄交通局）に一定の割合を支払う必要がある。7月、MTAはApple Storeがグランド・セントラル駅構内の他の約100の小売テナントに「大幅な新規集客をもたらす」と主張し、手数料無料契約を正当化した。

先週、アップルは、この場所に合計 58 台のスクリーンを設置し、「Apple Store。グランドセントラル。まもなくオープン」と書かれた看板を設置した。

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