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Phys.org の報道によると、台湾は、iOS 6 の新しいマップ アプリケーションに表示される極秘のレーダー基地をぼかすよう Apple に要請する予定だという。

国防省は、リバティ・タイムズ紙がiPhone 5でダウンロードした、北部新竹県にある極秘の長距離レーダー基地を示す衛星写真を掲載したことを受けて反応した。

「商用衛星で撮影された画像に関しては、法的に我々には何もできない」と国防省の報道官デビッド・ロー氏は記者団に述べた。「しかし、過去にグーグルに要請したように、アップルにも一部の機密軍事施設の衛星画像の解像度を下げるよう要請するつもりだ」と、グーグル・アース・プログラムに言及して述べた。

新竹基地には、2003年に米国から購入した長距離レーダーが設置されている。建設費は12億3000万ドルで、年末までに完成する予定だ。稼働開始後は、中国のミサイル攻撃があった場合、台湾に数分間の追加警告を提供することになる。

アップル社は政府から画像にぼかしを入れるよう正式な要請をまだ受けていない。

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