ソニー、イメージセンサーの製造が間に合わない [レポート]
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ソニー、イメージセンサーの製造が間に合わない [レポート]

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ソニー、イメージセンサーの製造が間に合わない [レポート]

ソニーの半導体部門責任者である清水照史氏は、携帯電話に使用されるイメージセンサーの需要に対応するため、同社は年末商戦期間中も半導体工場を24時間体制で稼働させる計画だと語った。

最近のブルームバーグの報道によると、ソニーは今年度、この事業への設備投資を26億ドルに倍増させ、長崎に新工場を建設し、2021年4月に生産を開始する予定だ。

「現状を見ると、生産能力拡大のための多大な投資を行ったとしても、まだ足りないかもしれません」と清水氏は東京本社でのインタビューで述べた。「十分な量を生産できないため、お客様にはお詫び申し上げます」

Appleのようなスマートフォンメーカーは、カメラの改良によって顧客に毎年デバイスをアップグレードしてもらおうとしています。さらに、写真の品質はブランド間の競争を激化させ、各社は他社の進歩を上回ろうとしています。

ソニーは、イメージセンサーの月産能力を現在の10万9000枚から13万8000枚に引き上げる計画です。この目標達成のため、2021年3月までの3年間で約64億ドルを投資する予定です。現在、同社は市場シェアの51%を占めていますが、2025年度までに60%のシェア獲得を目指しています。

成長の鍵となるのは、3次元で物体を認識する新世代のセンサーです。これらの飛行時間(TOF)センサーは、目に見えないレーザーパルスを発射し、それが反射するまでの時間を測定します。これにより詳細な深度モデルが作成され、より鮮明な写真の撮影や、新たな拡張現実(AR)機能の実現に役立ちます。スマートフォンの前面にはTOFセンサーが搭載されており、手振りや顔のモーションキャプチャーの精度が向上します。

Appleは次世代iPhoneにToF(Time of Flight)センサーを搭載すると噂されている。清水氏は質問に対し、具体的な顧客についてはコメントを控えたが、ソニーは来年の需要の大幅な増加を見込んでいると述べた。

「今年はタイム・オブ・フライト(TOF)の原点と言えるでしょう」と清水氏は述べた。「この技術の興味深い応用例が見られ始めれば、人々は新しいスマートフォンを購入する動機となるでしょう。」

詳細は、下記のリンク先の完全レポートをご覧ください。

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