Lamiyi

MacNN の報道によると、TomTom の代表ヤン・ラファルグ氏は、Apple の SDK ライセンスはリアルタイムナビゲーションを禁じており、TomTom には社内プロトタイプがなかったという情報筋の主張を否定している。

「SDKが利用可能になって以来、当社のエンジニアの何人かがNavigatorをiPhoneに搭載しようと試みました。そして最初のテストでは、大部分はうまく動作することが分かりました」とラファルグ氏は語る。

ラファルグ氏は、Appleがサードパーティ企業によるiPhoneナビゲーションアプリの開発を阻止するつもりはないと考えている。「顧客がiPhoneとナビゲーションアプリに問題を抱え、攻撃を企てた場合に備えて、Appleは自らを守ろうとしているだけだ」と同氏は言う。

TomTomがiPhone向けソフトウェアを販売できるかどうかはまだ不明です。「現時点では、まだ断言するのは時期尚早です」とラファルグ氏はコメントしています。「確かなのは、実験で確実な解決策が見つかったということです。あとは、どのような形でリリースできるかを見極めるだけです。例えば、Appleが独自のプログラムを開発したり、パートナー企業のプログラムを優先したりしたために、製品を完成させたにもかかわらずApp Storeからブロックされてしまうような事態は避けなければなりません。」

「一般的に、アップルはこれまでヨーロッパ人よりもアメリカ人と仕事をすることがほとんどで、それが注意を促している」と同氏は言う。