Lamiyi

ブルームバーグの報道によると、Facebookは今年後半にテレビスタイルの15秒コマーシャルを販売する予定だという。

匿名を条件に取材に応じた関係者によると、11億5000万人の会員を抱える世界最大のソーシャルネットワーキングサイトは、これらの15秒広告を1日100万ドルから250万ドルで販売できる可能性があるという。これらの広告はニュースフィードに表示されるため、企業は広告費の一部をテレビからインターネットへとシフトできる可能性がある。

報道によると、ユーザーはフィード内で1日に3件以上の広告枠を目にすることはなく、広告主は年齢や性別に基づいて広告を制限できるようになるという。CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、多くのユーザーを遠ざける可能性があるため、これらの広告の開始日を少なくとも2回「延期」したとされている。

Facebookの場合、テレビ広告主が欲しがるゴールデンタイムを含む、毎日積極的にサイトをチェックする数百万人のユーザーを有効活用することが狙いだ。前四半期時点で、Facebook会員の61%が毎日サイトを利用しており、経営陣は利用率の低下を予測していたにもかかわらず、この数字は増加している。

「米国だけでも毎晩、ゴールデンタイムのテレビ放送時間帯に8800万～1億人がフェイスブックを積極的に利用している」とシェリル・サンドバーグ最高執行責任者（COO）は先週、第2四半期決算を議論する電話会議で語った。

この動きは、ライバルであるツイッターや、サイト全体で動画広告やバナーを提供しているユーチューブなど、他のソーシャルネットワーキングサイトとの競争を間違いなく激化させるだろう。

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