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Appleは、次期A10およびA11プロセッサの独占製造パートナーとして、Samsungを排除しTSMCを選択したとEconomic Daily NewsがDigiTimes経由で報じている。

TSMCはすでに、2016年9月に発売が予定されている次期iPhoneシリーズに搭載されるAppleのA10チップの独占製造元である。台湾を拠点とするこのファウンドリーは、10nm FinFETプロセスで製造されるAppleの次世代A11プロセッサの唯一のサプライヤーであり続けると、報道では情報源を明らかにせずに報じられている。

TSMCはすでにA11プロセッサの設計のテープアウトを開始しており、早ければ2017年第2四半期に少量生産を開始する可能性があると報じられている。

TSMCの共同CEO、マーク・リュー氏は最近、「最初の10nm顧客向け製品が、満足のいく機能歩留まりで生産されました。これまでに3つの顧客向け製品がテープアウトされています」と明らかにしました。リュー氏によると、10nmプロセスは2017年第1四半期に収益を生み出し始めると予想されており、収益は「2017年を通して急激に増加する」とのことです。

Appleは次期iPhoneおよび「iPhone 7」でA10プロセッサを発表すると予想されており、2017年にはiPhoneの大幅な再設計でA11プロセッサを初公開する可能性が高い。

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