Lamiyi

Appleは開発者向けにwatchOS 5ベータ4をテスト用に公開しました。ビルド番号は16R5322dです。

watchOS 5 では、新しいトランシーバー機能、アクティビティ競争、自動ワークアウト検出、ポッドキャストなどが導入されます。

Apple Watchは、アクティビティ共有競争、自動ワークアウト検出、高度なランニング機能、トランシーバー、Apple Podcast、Siriウォッチフェイス上のサードパーティ製アプリなど、数々の新機能により、フィットネス、コミュニケーション、情報への素早いアクセスのためのさらに強力なパートナーになります。

watchOS 5の新機能
：インタラクティブな通知、Siriの文字盤へのアクセス、新しいバックグラウンドモード、オーディオコントロールなどにより、Appはより優れたユーザーエクスペリエンスを提供できます。watchOS 5の新機能に関する詳細は、www.apple.com/watchos-preview/ をご覧ください。

● インタラクティブな通知
ユーザーが通知内で直接適切なアクションを実行できるカスタマイズされたコントロールを追加することで、アプリの通知をよりインタラクティブなものにできます。例えば、ライドシェアアプリの通知内からドライバーにチップや評価を送ったり、レストランの予約時間や人数を更新したりといった操作を、通知内から直接行うことができます。

● Siriウォッチフェイスへのアクセス：
アプリのコンテンツやショートカットをタイムリーにユーザーに表示します。Siriウォッチフェイスは機械学習と関連性アルゴリズムを活用し、アプリのユーザーに関連付けられた入力内容、過去の行動、ルーティンを抽出し、適切なタイミングでよく使われるアクションを提案します。ユーザーは手首を上げてSiriウォッチフェイスをタップするだけでアクションを実行できます。また、カスタマイズされたコマンドを使って音声で操作することも可能です。

● 新しいバックグラウンドモード
オーディオアプリをバックグラウンドで実行できるようになりました。外出先でローカル同期したプレイリストやポッドキャストを再生したり、プレイリストやエピソードをApple Watchにダウンロードしたり、iPhoneからApple Watchにファイルを転送したり、Apple Watchで再生をコントロールしたり、再生先のBluetoothオーディオデバイスを選択したりできます。

● オーディオ コントロール
アプリ内にオーディオ コントロールを追加すると、ユーザーは簡単に音量を調整したり、再生をスキップ、一時停止、再開したりできるようになります。

● 強化されたワークアウト セッション API
新しいワークアウト API により、ワークアウト アプリの開発が簡素化され、データの精度が向上し、アプリのパフォーマンスがより堅牢になります。

● パーキンソン病研究
新しいAPIにより、研究者は加速度計とジャイロスコープのデータに基づくカスタムアルゴリズムにアクセスできるようになります。これらのアルゴリズムは、パーキンソン病の治療に対する患者の振戦やジスキネジアの症状を医師がより深く理解するためのツールの作成に活用できます。このAPIの利用には権限が必要です。詳細はドキュメントをご覧ください。

開発者は、以下のリンクから Apple Watch ベータ構成プロファイルをダウンロードできます。

ダウンロード