Lamiyi

ブルームバーグの報道によると、フォックスコンとしても知られる鴻海精密工業は、効率性の向上とアップル製品ラインの拡大により、過去最高の四半期利益を計上した。

第4四半期の純利益は5.6％増加して約12億ドル（370億台湾ドル）となり、アナリストの予想平均を上回った。

鴻海は、前四半期にiPhone 5の生産を圧迫した生産問題を解決し、売上高と利益率の向上に貢献した。台北証券取引所に上場する鴻海は、郭台銘（テリー・ゴウ）率いる鴻海科技集団の旗艦企業であり、サムスン電子との競争激化によるiPhone需要の減退により、今四半期は売上高と利益の減少に直面する可能性がある。

「iPhoneの生産規模を拡大し、生産上のボトルネックを解消したことで、鴻海の利益率は向上し、アップルに価格交渉の余地が生じた可能性がある」と、台北の元大金融控股のヴィンセント・チェン氏は述べた。「iPhoneの出荷台数は第1四半期に大幅に減少し始め、第2四半期も売上を大きく押し上げるような新製品は登場しない可能性がある」

2012年の純利益は16%増加して31億8,000万ドル（948億台湾ドル）となり、収益は13%増加して1,300億ドル（3兆9,000億台湾ドル）となった。

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