コダック、特許販売を妨害したとしてアップルを提訴

コダック、特許販売を妨害したとしてアップルを提訴

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コダック、特許販売を妨害したとしてアップルを提訴

ロイター通信によると、コダックは、大規模な特許ポートフォリオの売却計画に対するアップルの干渉を阻止するため、再び同社を訴えた。

コダックは月曜日、マンハッタンの米国破産裁判所に提訴した。時価総額で米国最大の企業であるアップルが、両社が1990年代初頭に共同で行った研究から生じた10件の特許を不当に所有していると主張している。コダックによると、非上場企業のフラッシュポイント・テクノロジーも、アップルからの譲渡に基づき特許の所有権を主張しており、1996年に同社が分社化した。同社も被告となっている。

コダックは、「アップルの戦略は、潤沢な現金残高を活用してコダックへのロイヤルティ支払いを可能な限り遅らせ、売却を妨害することだ」と述べた。「アップルとフラッシュポイントは、コダックの厳しい財務状況に乗じて利益を得ようとしているが、債務者が特許の公正な価値を得られなければ、状況はさらに悪化するだろう」

破産手続き中であり、9億5000万ドルの融資を受けているコダックは、事業を継続するために一部の特許を売却する必要がある。同社は約1万700件の特許を保有しており、400件を超える特許を含むデジタルイメージング/キャプチャー分野のポートフォリオの売却を検討している。

特許は8月上旬にオークションにかけられ、落札者は8月13日に発表される予定だ。

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