Lamiyi

KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、需要と供給の制約が不透明であることを理由に、Apple Watchの出荷台数予想を修正した。クオ氏は、第3四半期の出荷台数予想を20～30%引き下げ、500万～600万台とした。

クオ氏は、Appleが2015年度（9月まで）に1500万台を出荷すると予想しているが、これは当初の予想を大幅に下回る数字だ。KGI証券が実施した調査によると、Apple Watchの注文の大半は6月に出荷予定で、これまでのところ注文の80%以上が42mmモデルとなっている。

42mmサイズのApple Watchは生産量の60～70%を占めていることが分かっています。しかし、38mmモデルの出荷時期は一般的に42mmモデルよりも早くなっています。これは、38mmモデルの需要が42mmモデルよりも大幅に低いためだと考えています。42mmモデルは販売数の80%以上を占めていると推定しています。42mmと38mmの腕時計は主に男性と女性が購入していることを考えると、Apple Watchは主に男性を惹きつけていると言えるでしょう。

最後にクオ氏は、初代iPhoneと同様に、Apple Watchにも改善の余地が大いにあると考えている。具体的には、Apple Watchにはキラーアプリが不足しており、バッテリー駆動時間が短く、処理能力が鈍いと指摘している。

MacRumors経由