Lamiyi

コダックのアントニオ・ペレス会長兼最高経営責任者（CEO）は、アップル社およびRIM社との特許争いに勝利すれば、特許使用料による収入が10億ドル以上増える可能性があると語った。

1月に、判事はAppleのiPhoneとRIMのBlackBerryが画像プレビューに関するKodakの特許を侵害していないとの判決を下したが、本日午後5時にITCはその判決を再検討するかどうかを発表する予定である。

コダックはITCを利用して、アップルやRIMの訴訟と同じ特許を侵害したとして、サムスンから5億5000万ドル、LGから4億1400万ドルの賠償金を獲得した。ITCは貿易紛争の準司法機関であり、米国特許を侵害していると判明した製品の輸入を差し止めることができる。ITCは金銭的損害賠償を命じることはできないが、米国市場から締め出される恐れが和解の動機となることが多いとブルームバーグは指摘している。

「コダックにとって、この件で有利な判決を得ることは重要だ。同社の事業のほとんどは赤字だが、知的財産権の使用料は直接利益に加算されるからだ」とニューヨークのアーガス・リサーチのアナリスト、ジム・ケレハー氏は語った。

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