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ロイター通信によると、サンディエゴ連邦裁判所の陪審は、アップルがクアルコムの特許3件を侵害したとして3100万ドルの損害賠償を支払うべきだとの判決を下した。

クアルコムは昨年、携帯電話のバッテリー駆動時間を延ばす技術に関する特許をアップルが侵害したとして訴訟を起こした。8日間の審理で、クアルコムは陪審に対し、特許を侵害したiPhone1台につき最大1.41ドルの未払い特許使用料を支払うよう求めた。

「クアルコムをはじめとする企業が開発した技術こそが、アップルが市場に参入し、これほど急速に成功を収めることを可能にしたのです」と、クアルコムの法務顧問であるドン・ローゼンバーグ氏は述べた。「世界中の裁判所が、アップルが当社の知的財産権の使用料を支払わないという戦略を却下していることを大変嬉しく思います。」

Appleはその結果に失望した。

「クアルコムの特許侵害訴訟の継続キャンペーンは、米連邦裁判所や世界中で同社のビジネス慣行に関する捜査が行われている、同社が直面しているより大きな問題から目をそらすための試みにすぎない」とアップルは述べた。

Appleがこの判決に対して控訴するかどうかは不明だ。

昨日、別の訴訟で、クアルコムは保留されていたリベートとしてアップルに約10億ドルを支払うべきだとする予備判決が下された。

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