
ソニー、iTunesに対抗するオンラインストアを開設へ
- Lamiyi
- 0
- rhahw
ソニーは、iTunes に対抗し、自社製品とデジタル コンテンツをリンクするオンライン ストアを立ち上げると発表した。
ビジネスウィーク誌によると、ソニーは音楽、映画、書籍、およびモバイル製品用のダウンロード可能なその他のアプリケーションを販売するオンラインストアを立ち上げる予定だという。
ソニーの幹部は、仮称「ソニーオンラインサービス」と呼ばれるこのインターネットストアの開設時期やサービス内容については明言しなかった。しかし、東京で行われた経営戦略説明会で発表されたこのオンラインストアは、アップルのiTunesストアと類似点を持つとみられ、ソニー製品を自社の膨大なデジタルコンテンツライブラリと連携させるという、ソニーにとって最も野心的な試みとなるだろう。
アナリストたちは、ソニーはオンラインサービスとソフトウェアの改善が必要だと考えている。「ソニーはハードウェアに重点を置きすぎている」と東海東京調査センターのアナリスト、広瀬修氏は述べている。「ネットワーク製品と、消費者へのデジタルエンターテインメントの提供に注力する必要がある」
ソニーは昨年26億ドルの損失を出し、今年は6億7400万ドルの損失を見込んでおり、テレビとビデオゲームの収益性回復に必死に取り組んでいる。ネットワーク製品・サービス担当執行副社長の平井一夫氏は、このサービスはソニーのPlayStation Networkを基盤とする予定だと述べた。PlayStation 3向けのこのWebベースのゲートウェイは、ソニーにとってオンラインコマースへの取り組みの中で最も成功した例となっている。
ソニーは、自社のサービスをiTunesと差別化しようと試みるだろう。例えば、ユーザーはビデオカメラで撮影した動画をアップロードしたり、デジタルカメラで撮影した写真を保存したり、その他のデジタルコンテンツを個人のオンラインアカウントに投稿したりできるようになる。これは、Googleのインターネットベースのサービス群(YouTube動画共有サービスや写真共有サイト「Picasso」など)の仕組みと似ている。将来的には、AppleがiPhone向けに行っているように、独立系ソフトウェア開発者にこのサービス向けのアプリケーションを開発させることもソニーは検討するだろう。
平井氏は「新しいオンラインサービスは、新しいタイプのモバイル製品を導入する上で重要な要素の一つとなるだろう」と語った。
続きを読む

[ソニーCEO ハワード・ストリンガー]
Related Posts

Safari 4 Buddy が隠し設定を設定
