SEL、携帯電話の端に沿って曲がるOLEDディスプレイを開発 [動画]

SEL、携帯電話の端に沿って曲がるOLEDディスプレイを開発 [動画]

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SEL、携帯電話の端に沿って曲がるOLEDディスプレイを開発 [動画]

SEL は、携帯電話の端に沿って曲がることができる、柔軟で高解像度の CAAC-OS ディスプレイを開発しました。

CAACとはC-Axis Aligned Crystalの略で、結晶がc軸方向に揃った構造を持つ材料です。CAAC自体がアモルファスではなく結晶であるため、信頼性が格段に高くなります。これまで酸化物半導体は信頼性が課題とされてきましたが、この材料を用いることでその課題を解決します。

CAACの特徴の一つは、自由にデザインできるフレキシブルディスプレイを実現できることです。もう一つの特徴は、CAACは移動度が高いため、TFTの駆動性能が非常に高いことです。そのため、この材料を用いることで、大型ディスプレイでも高解像度を実現できます。

SELは、3.4インチ、960×540ピクセル、解像度326ppiのディスプレイと、5.4インチ、960×1280ピクセル、解像度302ppiのディスプレイを展示しました。3.4インチOLEDディスプレイと折り曲げ可能なリチウムイオンバッテリーを搭載した試作リストデバイスは、1万回以上の着脱が可能です。

直径4mmまで曲げられるディスプレイは、おそらく世界でも類を見ないものです。特に、曲げたエッジ部分に映像を表示できるのは、この技術だけです。

詳細については、以下のビデオをご覧ください。

続きを読む [ジェレミー経由]

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