
プロトン、Proton Drive向けエンドツーエンド暗号化共同ドキュメントエディターを発表
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Proton は、Proton Drive 用の新しいエンドツーエンド暗号化された共同ドキュメント エディターのリリースを発表しました。
Proton Driveのドキュメントは、エンドツーエンドの暗号化をはじめとする、Proton Driveの他のサービスと同じプライバシーとセキュリティの原則に基づいて構築されています。ドキュメントでは、リアルタイムの共同作業、コメントの投稿、写真の追加、ファイルの安全な保存が可能です。何よりも重要なのは、キー入力やカーソルの動きまでもが暗号化されるため、すべてがプライベートであることです。

Protonは本日からDocsの展開を開始し、数日中に全ユーザーにご利用いただけるようになります。その際には、drive.proton.meにアクセスし、左上の「新規」をクリックすると、新規ドキュメントを作成できるようになります。
Proton がドキュメントエディターをリリースする理由は何ですか?
● 大量データ収集 — Google ドキュメントなどのドキュメント エディターは、ユーザーが書き込んだすべての内容を閲覧でき、これまでに加えたすべての変更を記録できます。これらの企業にデータを提供すると、そのデータがどのように使用されるかを制御できなくなります。プライベートだと思っていたデータが、将来 AI のトレーニングに使用される可能性さえあります。
● データ侵害のリスク — 主要なドキュメント エディターの中には、デフォルトでエンドツーエンドの暗号化(新しいウィンドウ) でデータを保護しているものはありません。そのため、ドキュメントはハッカーやデータ侵害に対して脆弱な状態になります。企業がデータを復号化できるということは、鍵を金庫の横に置き忘れているのと同じです。
● プライバシー法の脆弱性 — 米国に本社やデータ センターを置くテクノロジー企業は、大量の監視と緩いデータ保護法の対象となっています。
● 第三者および政府によるアクセス — エンドツーエンドの暗号化や強力な法的保護がなければ、ドキュメントは令状なしの監視(新しいウィンドウ) やデータ共有(新しいウィンドウ) の対象となります。
Protonのドキュメントエディターは、Standard Notesのチームとの共同プロジェクトとして開発されました。エンドツーエンドの暗号化により、ドキュメントの閲覧と共有の鍵を持つのはあなただけです。Protonはドキュメントのコンテンツやメタデータ(ファイル名など)にアクセスできません。Protonは厳格なプライバシー法を有するスイスに拠点を置いており、データは政府の監視対象となる可能性のある米国には保存されません。
Docs を使用すると次のことが可能になります。
● プライバシーを守りながら書き込む — Proton Drive 内でドキュメントを作成、編集できます。コンテンツにアクセスできるのは、自分と共有を選択したユーザーだけです。
● 誰とでも共有、招待 — クリック 1 回で他のユーザーを招待し、ドキュメントを表示または編集できます。
● リアルタイムで共同作業 — 変更は即座に反映されるため、すべての共同作業者が常に最新バージョンを確認できます。
● カーソルとプレゼンス インジケーターを表示 — 他に誰がドキュメントを表示または編集しているかを確認できるため、チームワークとコミュニケーションが強化されます。
● コメントや返信を残す — ドキュメントを編集せずにコメントを追加してフィードバックを共有できます。コメントはすべての共同作業者に表示されるため、全員に最新情報が伝わります。
● 簡単にインポート、エクスポート — .docx ドキュメントをアップロード、編集し、.docx、.txt、.md、HTML などのさまざまな形式でダウンロードできます。
詳細は下記リンクをご覧ください。
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