Apple HomePodは価格下落にもかかわらず、2019年第2四半期の米国スマートスピーカー市場のわずか5%を占めた[レポート]

Apple HomePodは価格下落にもかかわらず、2019年第2四半期の米国スマートスピーカー市場のわずか5%を占めた[レポート]

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Apple HomePodは価格下落にもかかわらず、2019年第2四半期の米国スマートスピーカー市場のわずか5%を占めた[レポート]

Consumer Intelligence Research Partners (CIRP) の報告によると、Apple の HomePod は価格が下がったにもかかわらず、2019 年第 2 四半期の米国スマートスピーカー市場のわずか 5% を占めたという。

CIRPの分析によると、米国におけるスマートスピーカー機器のインストールベースは7,600万台で、2019年3月期の7,000万台、2018年6月期の5,000万台から増加しています(図1)。Amazon Echoがインストールベースの70%を占め、Google Homeが25%、Apple HomePodが5%となっています。

「スマートスピーカー市場における最大の成長は第4四半期のホリデーシーズンですが、Amazon EchoとGoogle Homeは過去数四半期にわたって設置台数を伸ばし続けています」と、CIRPのパートナー兼共同創設者であるジョシュ・ロウィッツ氏は述べています。「市場は第2四半期に9%成長し、前年比では50%以上となりました。Apple HomePodを含め、主要3社はいずれも過去1年間、安定した市場シェアを維持しています。エントリーモデルの価格設定が引き続き積極的に行われているため、新規顧客はスマートスピーカーを試用し、既存ユーザーは自宅にさらにデバイスを追加することを検討しているようです。」


Apple HomePodは価格下落にもかかわらず、2019年第2四半期の米国スマートスピーカー市場のわずか5%を占めた[レポート]

注目すべきは、スマートスピーカーの所有者のうち、最も低価格なエントリーモデルを所有する人の割合が依然として非常に高く、50%を超えていることです。昨年、Appleが低価格のHomePodを発売するという噂がありましたが、実現には至りませんでした。一方、AmazonとGoogleは、音質を向上させ、より幅広い機能を備えたスマートスピーカーを次々とリリースしています。

「大手2社は、スクリーンとアップグレードされたサウンドを搭載したハイエンドモデルを次々と投入しています」と、CIRPのパートナー兼共同創設者であるマイク・レビン氏は述べています。「それにもかかわらず、市場は最安値モデルに支配されています。AmazonとGoogleはどちらも、AlexaやGoogle HomeのOSを愛用する家庭を獲得しようと積極的に取り組んでいるようです。次のフロンティアは、これらのプラットフォームの収益化です。」

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