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iHS iSuppliは新型iPadを検証し、4G対応の32GBモデルの部品価格（BOM）が364.35ドルであることを確認しました。16GB 4G LTEモデルの部品価格は347.55ドル、64GBモデルの部品価格は397.95ドルと推定されています。

364.35ドルのBOM（部品代金）は、新型iPadの32GB LTE版の小売価格729.00ドルの50%に相当します。新型iPadの最低価格モデル（16GBメモリ搭載でLTE非搭載）は、BOMと製造コストを合わせて316ドルです。最高級モデル（64GBメモリ搭載でLTE内蔵）は、BOMと製造コストを合わせて408.70ドルです。

iHS iSuppli は、これらの分解評価は本質的に予備的なものであり、ハードウェアと製造コストのみを計上しており、ソフトウェア、ライセンス、ロイヤルティ、その他の支出などの追加費用は含まれていないことを指摘しています。

「新型iPadは、小売価格は同じであるにもかかわらず、発売当時のiPad 2よりも製造コストが高くなっています。32GB LTEモデルのBOM（部品価格）は、発売時の価格が約335ドルだった32GBと3Gワイヤレスを搭載したiPad 2よりも約9%高くなっています。BOMを押し上げた主な要因としては、高解像度Retinaディスプレイ、LTEワイヤレス、大容量バッテリーの追加などが挙げられます」と報告書は述べています。

注目すべきは、アップルとの法廷闘争にもかかわらず、サムスンが32GB LTE iPadの部品構成で30.2%のシェアを占め、依然として最大のサプライヤーであることだ。

内訳については下の表をご覧ください。