Lamiyi

Apple の Pro Display XDR は、Society for Information Display (SID) より「Display of the Year」を受賞しました。

2020年のディスプレイ業界賞（DIA）受賞者は、進化を続けるディスプレイ製品の状況を反映し、ウェアラブル、没入型体験、車載、拡張現実（AR）、個人の生産性向上など、幅広い技術革新を象徴しています。受賞者への授賞は、SIDの年次イベント「ディスプレイウィーク」に合わせて行われます。

DIA委員会委員長のウェイ・チェン氏は、「今年の受賞製品のうち、サムスン・フォルダブルズとアウディAGの7インチOLEDバーチャルミラーシステムは、OLED技術の独自の特性を活かし、電子情報ディスプレイを新たな用途に導入することに成功しました。さらに、OLEDの急速な成長に伴い、既存のLCD技術は新たな機能を獲得することで、その地位を固めようと奮闘を続けています。BOEの超高精細（UHD）BDセルとAppleのPro Display XDRがその好例です。両社はそれぞれ独自のアプローチで、LCDにおけるハイダイナミックレンジ（HDR）表示性能を実現しています。そして、東レのSCOは、将来のLCDディスプレイの性能を向上させる可能性を秘めています。」と述べています。

SID は Apple の Pro Display XDR について次のように述べました。

AppleのPro Display XDR。32
インチの大型LCDパネル、6K Retina解像度、2000万を超えるピクセルを特長とするApple Pro Display XDRは、プロ仕様のディスプレイの機能に新たな基準を打ち立てます。写真家、ビデオ編集者、3Dアニメーター、カラリストなど、色の正確さと実物に近い画像再現が求められるプロのユーザー向けに設計されたPro Display XDRは、この価格帯のディスプレイとしては最も包括的な機能セットを提供し、ワークフローのあらゆる役割を担うプロが創造性を解き放つ道を開きます。P3の広色域と10ビットの色深度を備えたPro Display XDRは、工場で専門家によるキャリブレーションが行われ、数十億色を卓越した精度で再現できます。また、内蔵のリファレンスモードなどの機能により、コンテンツ制作ワークフローの表示要件に簡単に合わせることができます。フルスクリーンで持続する 1,000 nit の明るさとピーク時の 1,600 nit、1,000,000:1 のコントラスト比、そして Apple 設計による最適化された光シェーピングのバックライトシステムを備えた Pro Display XDR は、従来のリファレンスモニターに比べてはるかに小さなサイズ、重量、コストで、驚異的なリファレンス品質の画像表示を実現する新たな業界標準を確立します。

32 インチ Pro Display XDR は 4999 ドルからご購入いただけます。