Lamiyi

Sensor Towerの最新レポートによると、2020年の世界のアプリ支出は前年比30.2%増となり、過去最高を記録しました。消費者はApp StoreとGoogle Playアプリストアの両方で、アプリ内購入、サブスクリプション、有料アプリに約1,110億ドルを費やしました。

世界全体で、App Storeでの消費者支出は723億ドルに達し、2019年の555億ドルから前年比30.3%増加しました。これは例年通り、Google Playでのユーザー支出額を上回りました。Google Playは2019年の297億ドルから386億ドルへと前年比30%増加しました。App Storeの消費者支出はPlayストアよりも87.3%多く、両プラットフォームの前年比成長率はほぼ同水準でした。両プラットフォーム間の支出額の差は、2019年と比較してほぼ横ばいでした。

ゲーム以外で最も収益を生み出したアプリはTikTokで、YouTube、Tinder、Tencent Video、Disney+がそれに続いた。

ゲーム以外では、エンターテインメントカテゴリーのアプリがApp Storeで最も多くのユーザー支出を記録し、前年比29.3%増の53億ドルに達しました。Google Playでは、ソーシャルが最高の収益カテゴリーとなり、2019年の7億ドルから昨年は前年比71.4%増の12億ドルに達しました。TikTok（中国のiOS版Douyinを含む）は、2020年にApp Storeで世界全体で最も多くの収益を生み出した非ゲームアプリで、同マーケットプレイスで前年比600%以上増加し、12億ドルに達しました。Androidデバイスでは、Google Oneが昨年最も多くの収益を生み出し、2020年のGoogle Playで前年比41.9%増の4億4,400万ドルに達しました。

最も収益を生み出したゲームは PUBG Mobile で、続いて Arena of Valor、Pokemon GO、Coin Master、Roblox でした。

App Storeでは、ユーザーが全世界で476億ドルを費やし、2019年の380億ドルから前年比25.3%増加しました。テンセントの「Honor of Kings」はiOSゲームで最も収益の高いゲームで、昨年同プラットフォーム上で25億ドルを稼ぎ、前年の17億ドルから47%増加しました。Google Playのゲームは、2020年に全世界で約320億ドルの消費者支出を記録し、前年の250億ドル強から27%増加しました。Googleのプラットフォームで最も収益の高いタイトルは、Moon Activeの「Coin Master」で、収益は2019年の総額3億6,000万ドルから122%増加して7億9,900万ドルとなりました。

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