Lamiyi

IHS iSuppli の新しい分析によると、中国成都の Foxconn 工場で起きた爆発により、第 2 四半期に Apple iPad 2 タブレットの生産量が 50 万台減少する可能性があるという。

成都工場におけるiPad 2の生産能力は月間約50万台です。今回の爆発事故により6月末まで生産停止に至った場合（調査結果次第で実現するかどうかは分かりませんが）、50万台の生産停止につながる可能性があります。生産停止期間が長引けば、生産への影響はさらに大きくなる可能性があります。

フォックスコンの会長、テリー・ゴウ氏は、今回の爆発事故が第3四半期のiPad生産に遅延をもたらすことはないと述べたと報じられている。しかし、IHS iSuppliは、この見解は調査結果が出てからフル生産に戻ることを前提としていると考えている。IHS iSuppliの調査によると、第2四半期の生産には何らかの影響が出る可能性が高い。

iPad 2の生産の大部分は深圳にあるフォックスコンの別の工場で行われていますが、成都工場の第2四半期の生産落ち込みを同工場で全て補うことはできないかもしれません。深圳工場は現在、第2四半期に750万台の生産能力を有しており、iSuppliはこの期間に740万台のiPad 2が出荷されると予測しています。これらの出荷に対応するために、フォックスコンは第2四半期に780万台から810万台というより大規模な生産量を達成する必要があります。つまり、フォックスコンの第2四半期の出荷台数は予想を30万台から60万台下回ることになります
。

同社広報担当者はWSJに対し、テストには2日間かかるため工場は停止する予定だと語った。

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