Lamiyi

Nuance Communicationsは本日、Apple Macintoshコンピュータ向け音声認識ソリューションのリーディングプロバイダーであるMacSpeechを買収したことを発表しました。この買収により、NuanceはDragon NaturallySpeaking製品ファミリーを、拡大を続けるMacユーザーコミュニティにネイティブMacアプリケーションとして提供できるようになります。

「長年にわたり、お客様、そしてMacコミュニティ全体から、Mac環境でもDragonを使えるようにしてほしいという声が寄せられてきました」と、Nuance CommunicationsのDragon担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ピーター・マホニー氏は述べています。「2008年には、MacSpeechが当社の基盤となるDragonディクテーション技術のライセンスを取得し、MacSpeech Dictateを提供しました。そして、iPhone向けのDragon Dictationを最近リリースしたことで、その需要はますます高まっています。MacSpeechのMacプラットフォームに関する知識とMacユーザーへの深い理解、そして当社の長年にわたる音声認識技術と人気のDragonブランドとの融合により、世界最高のディクテーション技術を100% Macに特化したソリューションとして提供することが可能になります。」

MacSpeechの買収により、NuanceはMacSpeech製品の成長機会を加速させるべく、研究開発サポート、Dragonブランド認知度の向上、マーケティングサポート、そして流通チャネルの拡充を図ります。さらに、今回の買収は、Dragon NaturallySpeakingにとって新たなユーザー層とデバイスへの展開による更なる成長機会をもたらします。

Dragonは長年にわたり、世界中の何百万人もの人々に利用されているデスクトップ向け音声認識アプリケーションのリーダーです。音声認識の需要が高まるにつれ、Nuanceはより多くの人々が、より多くの場所とデバイスから音声認識を利用できるように努めてきました。Nuanceは最近、iPhone向けに人気の高いDragon DictationアプリとDragon Searchアプリをリリースし、両アプリは瞬く間にApp Storeのランキングトップに躍り出ました。そして今、自動車メーカーはDragonのパワーを活用し、ドライバーが車内で音声だけでリアルタイムの情報やサービスにアクセスできるようにすることが可能になります。

「MacSpeechは、Macintoshネイティブの高品質音声認識ソリューションに対する高まる需要に応え、Dragon音声認識エンジンを統合したMacSpeech Dictateを開発しました」と、MacSpeech社長のアンドリュー・テイラー氏は述べています。「Nuanceチームの一員となり、Macコミュニティに優れた音声ソリューションをより迅速に提供できることを大変嬉しく思います。」

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