ティム・クック氏、日本の首相との会談でApp Store規制に反対を主張【報道】

ティム・クック氏、日本の首相との会談でApp Store規制に反対を主張【報道】

  • Lamiyi
  • 0
  • rhahw
ティム・クック氏、日本の首相との会談でApp Store規制に反対を主張【報道】

日経新聞の最新報道によると、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は12月中旬に岸田文雄首相と会談し、スマートフォンアプリの配信を規制する際には「ユーザー保護に配慮する」よう求めた。

Appleは、自社のデバイスをサードパーティのアプリストアに開放するよう求める圧力の高まりに直面しています。欧州ではすでにデジタル市場法が可決されており、Appleはサードパーティのアプリストアやサイドローディングなどの要件を課されることになります。日経新聞は、Appleの今回の来日は、日本国内で同様の規制が進むのを防ぐための試みだったと分析しています。

今年初め、政府の報告書は、スマートフォンOS市場における参入障壁の高さと消費者の選択肢の少なさについて懸念を表明し、公正な競争を確保するための規制導入の可能性を示唆した。

会談中、クック氏はアップルが過去5年間で日本のサプライチェーンに1000億ドル以上を投資してきたと述べ、同社が引き続き日本に重点を置いていくことを強調した。

岸田外相は、Appleに対し、日本のマイナンバーカードのデジタル版をiPhoneで利用できるよう要請した。このカードは保険証としても利用できる。

関係筋によると、クック氏はこの問題に取り組む意向を示した。しかし同時に、アップルはマイナンバーの取り扱いについて強い懸念を抱いているとも述べた。また、岸田氏に対し、アプリ配信に関する規制がユーザーのプライバシーとセキュリティを損なわないよう徹底するよう求めた。

Appleはすでにヨーロッパで代替アプリストアとiPhoneのサイドローディングを許可する準備をしているが、同社はこれらの機能をヨーロッパ限定にしたいと考えており、他の地域のユーザーに同様の自由を与える予定はないとのことだ。

最新情報については、iClarified アプリをダウンロードするか、TwitterFacebookYouTubeRSSで iClarified をフォローしてください。

続きを読む

ティム・クック氏、日本の首相との会談でApp Store規制に反対を主張【報道】