
Apple、2023年版App Store透明性レポートを発表
- Lamiyi
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Appleは2023年のApp Store透明性レポートを公開し、レビュー、拒否、削除、ダウンロードなど、App Storeの運営に関する統計情報を提供した。
2008年のサービス開始以来、App Storeはアプリを見つけてダウンロードできる安全で信頼できる場所であることが証明されています。Appleは、お客様と開発者の皆様に素晴らしい体験を提供することに尽力しており、すべてのアプリがApp Reviewガイドラインに準拠しているかどうかを審査することで、最高水準のプライバシー、セキュリティ、そしてコンテンツ基準を維持しています。
App Store透明性レポートは、App Storeが利用可能な175の国と地域すべてにおけるApp Storeの運営方法に関するデータを提供しています。以下では、ユーザーがお気に入りのアプリを見つけられる安全で信頼できる場所としてApp Storeを維持するための取り組みについてご紹介します。このレポートは2023年のデータを扱っています。
2023年、Appleは680万件以上のアプリ申請を審査しました。そのうち約176万件が、安全性、パフォーマンス、ビジネス、デザイン、法的ガイドラインなど、様々な理由により却下されました。安全性に関する懸念だけでも10万3000件以上、パフォーマンスの問題による却下は110万件を超えました。
この報告書では、アプリ削除につながった最も頻繁な違反行為の詳細が示されています。最も多かったのはデザイン関連の問題で、7万6000件以上の削除に至りました。不正行為は2番目に多い原因で、Appleの不正行為防止ガイドラインに違反したとして3万5000件以上のアプリが削除されました。知的財産権の侵害やスパム行為も、アプリ削除の大きな要因となっています。
既報のとおり、Appleは不正行為に関連する3億7,300万件以上の顧客アカウントを停止し、推定18億ドル相当の不正取引を防止しました。さらに、主に不正行為が原因で、11万7,843件の開発者アカウントも停止されました。
地域別では、政府による削除要請の大半は中国で行われ、1,285件のアプリが削除されました。これに続き、韓国とインドではそれぞれ103件と30件のアプリが削除されました。
報告書によると、2023年にApp Storeの週平均訪問者数は7億3,400万人、アプリのダウンロード数は週あたり約7億8,800万件に達した。毎週約4億の顧客アカウントがアプリを検索し、Appleは毎週520億件以上のアプリアップデートを処理した。
詳細については、以下の完全なレポートをご覧ください。

