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ロイター通信は、ダイアログ・セミコンダクターのジャラル・バゲルリCEOが、同社は2019年と2020年にアップルのデバイスのかなりの割合に電力管理チップを供給する予定であると述べたと報じている。

「アップルは今年初め、2019年と2020年向けの多くのデバイス向けチップの設計を当社に依頼した」と週刊誌ユーロ・アム・ゾンタークはバゲルリ氏の発言を引用した。

ダイアログの株価は、アップルがiPhone向けに独自のバッテリー節約チップを開発する可能性があるとの懸念から、過去半年で急落した。昨年12月、ダイアログはこれが現実的な可能性であることを認めつつも、「2019年型製品」の開発においてアップルとの協力が進んでいると発表していた。

「このチップに関する交渉はまだ進行中です。しかし、今年後半には顧客のシステムでテストするためのチップ設計を提供できると期待しています」とバゲルリ氏はユーロ・アム・ゾンターク紙に語った。

同氏はまた、ダイアログの市場価値が低いことから敵対的買収が行われる可能性についても言及した。

同氏は「アンカー株主や買収者を怖がらせるポイズンピルなどの防御策は上場企業の利益にならない」と語った。

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