Lamiyi

KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、Appleが6月に新型iPhone 5S、廉価版iPhone、iOS 7を発表し、7月にデバイスを発売する可能性があるとする新たなレポートを発表しました。さらに、China MobileのTDD版は9月に発売される見込みです。

Appleは6月に新型iPhoneとiOS7を発表し、7月にFDD版新型iPhone（5Sと廉価モデル）の出荷を開始すると予想しています。どちらの日程も昨年のロードマップよりも早いものです。これは、
(1)昨年のiPhone 5の発売延期という致命的なミスを繰り返さないための措置であり、競合他社に市場シェアを奪う余地を与えてしまうからです。
(2)今年の新型iPhoneは主に現行のiPhone 5をベースに設計されているため、開発期間が短縮される可能性があります。

iPhone 5SとiPhone 5の製品差別化要因は、
(1) コンピューティング能力（iPhone 5Sはより高速なA7アプリケーションプロセッサを搭載）、
(2) カメラ（iPhone 5Sはスマートフラッシュを搭載し、照明状況に応じて白または黄色のフラッシュで写真の高画質を確保）、
(3) ホームボタンの下に指紋センサーを搭載し、セキュリティと操作性の向上、
(4) グラスファイバーとプラスチックを組み合わせた低コストのハイブリッド筐体により、一般的なプラスチック筐体よりも軽量・薄型化が実現し、多様なカラーバリエーションの生産が容易になる、という点になると予想しています。ただし、アルミニウム筐体のiPhone 5Sよりも重量は増すと予想されます。そのため、フォームファクターも差別化要因となるでしょう。

下記の予想仕様表をご覧ください...

[MacRumors経由]