
ICANNが複数言語のドメイン名を承認
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本日、Internet Corporation for Assigned Names and Numbers の理事会による新しい国際化ドメイン名ファストトラック プロセスの承認により、最初から最後まで非ラテン文字を含む最初のインターネット アドレスが間もなくオンラインになります。
「非ラテン文字の導入は、インターネットが40年前に誕生して以来、最大の技術的変化となります」と、ICANN会長のピーター・デンゲート・スラッシュ氏は述べています。「現在、インターネットアドレスの末尾はAからZまでのラテン文字に限られています。しかし、ファストトラックプロセスは、世界中の言語の10万文字をドメイン名として利用できるようにするための第一歩です。」
ICANNのファストトラックプロセスは2009年11月16日に開始されます。これにより、国や地域は、自国名を反映し、自国の言語の文字で構成されるインターネットドメイン名の申請が可能になります。申請が政府とコミュニティの支援、安定性評価などの基準を満たした場合、申請は承認され、登録受付が開始されます。
「これはまだ最初の一歩に過ぎませんが、インターネットの国際化に向けた非常に大きな一歩であり、歴史的な前進です」と、ICANNの理事長兼CEOであるロッド・ベックストロム氏は述べています。「最初の参加国は、ドメイン名システムにおける国際ドメイン名(IDN)の運用に関する貴重な情報を提供するだけでなく、日常生活でローマ字を全く使わない数十億人の人々をインターネットに接続するための最初の一歩を踏み出すことに貢献することになります。」
IDNはICANN設立以前から議論の的となってきました。今後の導入に向けてFast Trackプロセスの準備を進めるには、長年にわたる徹底的な技術テスト、ポリシー策定、そして世界的な協力が必要でした。
「このプロジェクト開始以来、IDNに関する私たちの取り組みは、数多くの草案、数十回のテスト、そしてボランティアによる膨大な開発を経てきました。本日は、計画と実装から実際の開始へと移行する最初の一歩です」と、ICANNのIDN担当シニアディレクター、ティナ・ダム氏は述べています。「ファストトラックプロセスの開始は、インターネットを世界中のより多くの人々にとって、より価値あるツールにするための素晴らしい変化となるでしょう。」
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