アップルと日産の自動車交渉、ブランディングで失敗 [レポート]

アップルと日産の自動車交渉、ブランディングで失敗 [レポート]

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アップルと日産の自動車交渉、ブランディングで失敗 [レポート]

アップルはここ数カ月、日産と連絡を取り、自動運転電気自動車での提携について協議していたが、その協議はもはや行われていないとフィナンシャル・タイムズが報じている。

情報筋によると、交渉はブランド問題で決裂したという。アップルは日産にアップルブランドの車の製造を依頼したが、これは事実上、日産を契約メーカーの地位に追いやることになる。

関係者によると、接触は短時間で、iPhoneメーカーの電気自動車のブランドをめぐる意見の対立を受けて、協議は経営幹部レベルにまで進まなかったという。

「私たちは、車を通じて得られる独自の顧客満足を持っています。車の製造方法を変えるつもりはありません」と、日産のCOOアシュワニ・グプタ氏はフィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで述べた。「私たちの設計、開発、そして製造方法は、自動車メーカーとして、日産として、これからも変わることはありません。」 

グプタ氏は、提携関係を模索することには興味があるが、それは日産の製品にサービスを適応させることであり、その逆ではないと述べた。

「顧客の考えを的確に捉える能力に最も長けているのは誰かを見極める必要があります。そのためには提携を結ぶことは可能ですが、それは彼らのサービスを私たちの製品に適応させることであり、その逆ではありません。」 

アップルとヒュンダイ、キアとの交渉も中断された。これはヒュンダイが自社の自動車製造についてアップルと協議中であることを認めたことが原因と思われる。ヒュンダイはまた、アップルとの提携によって、同社が最終的にフォックスコンのような契約製造業者になってしまうのではないかと懸念していた。

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