フォックスコン、70億ドル規模のディスプレイ工場の米国建設地を7月までに決定へ [レポート]

フォックスコン、70億ドル規模のディスプレイ工場の米国建設地を7月までに決定へ [レポート]

  • Lamiyi
  • 0
  • rhahw
フォックスコン、70億ドル規模のディスプレイ工場の米国建設地を7月までに決定へ [レポート]

ブルームバーグの報道によると、フォックスコンは米国の複数の州にまたがる100億ドルの投資を準備しており、70億ドル規模のディスプレイ工場の建設地を7月までに決定する予定だ。創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は、東芝の半導体事業への入札を継続する予定で、その取引額は270億ドルに達する可能性がある。

鴻海精密工業を主要上場企業とするフォックスコンの創業者は現在、ウィスコンシン州を含む米国数州に工場を建設することの是非を検討している。台湾一の富豪である同氏は、ホワイトハウスや各州知事と協議を重ねてきたと述べ、そのうちの一人は木曜日の株主総会開始直前に電話をかけてきた。中西部に最先端工場を建設することは、ドナルド・トランプ大統領と、米国への雇用回帰を目指す同氏の取り組みにとって、大きな勝利となるだろう。

「米国における当社の投資は、これらの州に重点的に取り組みます。なぜなら、これらの州は米国の製造業の中心地だからです」と郭氏は投資家たちに語った。「私たちは、産業チェーン全体を米国の伝統的な製造業地域に回帰させようとしています。これには、ディスプレイ製造、半導体パッケージング、クラウド関連技術などが含まれる可能性があります」と郭氏は記者団に語った。

ディスプレイ工場はウィスコンシン州を含む6州のいずれかに建設される可能性がある。郭氏はまた、フォックスコンの米国投資はオハイオ州、ペンシルベニア州、ミシガン州、イリノイ州、ウィスコンシン州、インディアナ州、テキサス州の7州で行われる可能性があると明らかにした。

この大規模投資により、最終的に「数万人」のアメリカ人の雇用が創出される可能性がある。

続きを読む

フォックスコン、70億ドル規模のディスプレイ工場の米国建設地を7月までに決定へ [レポート]