Lamiyi

最近、Appleが2回目のイベントで新型iPhoneを発表するとの憶測が流れているが、WWDCで新型iPhoneを発表するという説もある。

Daring Fireballの作者、ジョン・グルーバー氏は、WWDCで発表されると強く信じている。「そんなの馬鹿げている。昨年のiPhone 3Gは6月上旬のWWDCで発表されたのに、今年のiPhoneも発表されないはずがない。それに、ビデオカメラや磁力計といった新しいハードウェア機能があれば、それは新しいAPIを意味する。Appleが新しいハードウェア固有のAPIについてWWDCセッションを開催したいのであれば、まずハードウェアを発表する必要がある」

AppleInsiderは、AppleがiPhoneの発売日を平均して数週間前に発表しているのは、発売情報や発売手続きを大がかりな予防措置なしに提供し、顧客が購入を計画する時間を持てるようにするためだと指摘し、独自の議論を展開している。

また、AppleはWWDC開始の1、2日前に発売されると噂されているPalm Preとの競争に直面することになるだろうとも指摘している。Palm Preの話題性は、Apple自身の話題性によって簡単に覆い隠されてしまう可能性があるのに、新興のライバルに何週間も話題をさらわせるのは理にかなっていない。

また、アップルは、ジョブズ氏だけが基調講演で発揮するリーダーシップやショーマンシップがなくても、主要な新製品を成功裏に発売できることを示す必要があるかもしれないとも指摘されている。

グルーバー氏もこれに同意し、「スティーブ・ジョブズの基調講演はこれで最後だと思う。彼が会社を辞めるとは思わない。彼の病気休暇は6月末まで続く予定だ。しかし、会社の広報担当者としての役目を終えたのだろうか」と語った。

WWDC で発表された iPhone に関して他に議論がある場合は、コメントでお知らせください...