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バーンスタインのアナリスト、トニ・サコナギ氏は、アップルの設備投資増加はサムスン、シャープ、東芝の工場の設備投資に充てられると考えている、とフォーチュン誌は報じている。

Appleは2012年の小売以外の設備投資額を71億ドルと予測しています。サコナギ氏はこれを「どんな尺度で見ても驚異的」と評し、以下の点を指摘しています。
● 仮にこの金額で2つの最新チップ製造施設をゼロから建設できる規模。 ●
調査対象となった大手テクノロジー企業のうち、3社を除く全ての企業の過去12ヶ月間の設備投資額を上回る。
● 前年比78%増、過去3年間で9倍以上の増加。

サコナギ氏は、支出増加の大部分は「運用領域、特にツール」に使用されるだろうと示唆している。

Appleの2012年度の小売以外の設備投資（38億ドル～58億ドル）の大部分は、MacBookのユニボディ筐体製造に使用される設備のように、Apple専用でありながらサプライヤー施設に保管されているツール設備への投資に充てられると推定されます。これらの設備はAppleの貸借対照表に計上され、Apple専用の部品製造に使用されます。これらの設備はODM（オリジナル設計製造会社）（例えば鴻海）にあるとは考えられません。むしろ、この高額な設備投資は、NAND、ディスプレイ、プロセッサといった主要部品製造の1つ以上の分野で提携先と取引関係にあることを示唆しています。提携先としては、シャープ、東芝、サムスンなどが考えられます。

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