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Appleは米国退役軍人省（VA）との提携を発表し、iPhoneの健康記録機能を退役軍人に提供すると発表した。

退役軍人保健局を通じてケアを受けているアメリカの退役軍人は、初めて、iPhone のヘルスケア アプリで集約された健康記録を安全に直接閲覧できるようになります。

「私たちは退役軍人の方々を深く尊敬しており、iPhoneのヘルスケア記録のようなソリューションを退役軍人コミュニティに提供できることを誇りに思います」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「アメリカの英雄たちのヘルスケアの向上に貢献できることは、本当に光栄です。」

仕組み：
iPhone版のヘルスレコードを利用することで、全米の退役軍人は、VA（退役軍人省）を含む参加機関の医療情報をヘルスケアアプリ内で一元的に閲覧できるようになります。ヘルスレコードのデータには、アレルギー、病状、予防接種、検査結果、投薬、処置、バイタルサインなどが含まれており、Apple Watchデータなどの他の情報と共にヘルスケアアプリに表示されます。つまり、VAの患者は、いつでも迅速かつプライバシーを守りながら、健康プロフィールの統合されたスナップショットを一元的に取得できるということです。すべてのヘルスレコードデータは暗号化され、ユーザーのiPhoneパスコード、Touch ID、またはFace IDによって保護されています。

「患者が自身の健康情報にアクセスしやすくなれば、医師とのより生産的な会話が可能になります」と、AppleのCOO、ジェフ・ウィリアムズ氏は述べています。「iPhoneでヘルスケア記録をVAの患者に提供することで、退役軍人がより良い医療を受け、生活を豊かにしてくれることを願っています。」

「私たちの目標は、人々が自身の健康状態をより深く理解し、改善できるよう、複数の医療機関から提供される医療情報を一箇所で簡単かつ安全に閲覧できるようにすることです」と、Appleのテクノロジー担当副社長、ケビン・リンチは述べています。「この機能を全米の退役軍人に提供できることを大変嬉しく思います。」

iPhone 上の健康記録は、1,243 の施設で 900 万人以上の退役軍人にサービスを提供する米国最大の医療システムである VA にとって、この種のものとしては初の記録共有プラットフォームとなります。