Lamiyi

Appleは開発者に対し、Vision Proヘッドセットの発売に合わせて新しいApp Storeをリリースすると発表しました。VisionOSのベータ版リリースには、今秋にApp Storeが含まれる予定です。

Apple Vision Proと同時に、まったく新しいApp Storeがオープンします。visionOS向けに開発されたアプリやゲームに加え、visionOSでも快適に動作するiPadとiPhone向けのアプリが数十万点も揃っています。Apple Vision Proの無限のキャンバス上で、お気に入りのiPadやiPhoneアプリと新しいvisionOSアプリを並べて利用できるため、これまで以上につながり、生産性を高め、エンターテイメント性を高めることができます。また、ほとんどのiPadとiPhoneアプリはvisionOS上でそのまま動作するため、アプリの体験を最初からApple Vision Proに簡単に拡張でき、追加の作業は必要ありません。

主な詳細：
● リリース時期：今秋より、visionOSの開発者向けベータ版リリースにApp Storeが含まれます。iPadおよびiPhoneアプリは、デフォルトでApple Vision Pro上のApp Storeに自動的に公開されます。iPadOSおよびiOSで利用可能なほとんどのフレームワークもvisionOSに含まれているため、ほぼすべてのiPadおよびiPhoneアプリが変更なしでvisionOS上で動作します。お客様は、Apple Vision Proが来年初めにリリースされ次第、visionOS上でアプリをご利用いただけるようになります。

● 必要に応じてアップデートを実施してください。アプリがApple Vision Proで利用できない機能を必要とする場合、App Store Connectはアプリが互換性がないと表示し、アプリは利用できません。アプリを利用できるようにするには、代替機能を提供するか、UIRequireDeviceCapabilitiesを更新してください。既存のアプリの利用可能状況を編集する必要がある場合は、App Store Connectでいつでも変更できます。

アプリの動作を確認するには、Xcode 15ベータ版のvisionOSシミュレータをご利用ください。シミュレータを使えば、アプリのコア機能のほとんどを操作し、簡単にテストできます。Apple Vision Proデバイスでアプリを実行・テストするには、互換性評価にアプリを提出するか、開発者ラボにサインアップしてください。

● 互換性を超えて。アプリを次のレベルに引き上げたいなら、visionOS SDKを使ってアプリを開発することで、visionOS上でより自然なアプリ体験を実現できます。アプリはvisionOS標準のシステムデザインを採用し、目や手による入力に合わせて調整された3Dコンテンツなどの要素を追加できます。visionOS独自の没入感あふれる機能を活用した、全く新しいアプリやゲームの開発方法については、設計・開発リソースをご覧ください。

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